幻灯劇場第八回公演 ミルユメコリオ2019年 8月9日-12日作・演出 藤井颯太郎物語平均年齢79.4歳。少子高齢化が来るとこまで来てしまった町・オワリ。町にただ一人残る10代の少女・夢子は、母親と花屋を営みながら行方不明になった父親が帰ってくるのを待っている。生物学者の父は「ミルメコリオ」を探しにアフリカで消息を絶ったのだと母に聞かされ育った夢子だが、本当のところ父は、自分と母親を捨て東京の女と蒸発したのだという真実を知っていた。店を継がされ身動きができなくなる前に、夢子は東京へ父親を探しにいく。が、東京で夢子は映画監督にスカウト、映画の主役に大抜擢され…。幻灯劇場の第一作目となった「ミルユメコリオ」少女の夢が芽生え、潰えるまでの数年間を描いた本作は、当時18歳の藤井颯太郎によって書き下ろされ、2014年に宝塚で初演。その二年後、藤井は本作で、全国のプロデューサーが選ぶ異色の文学賞「せんだい短編戯曲賞」を史上最年少の若さで受賞。新人賞ではない戯曲賞を20歳の藤井が受賞したことで、大きな話題になりました。幻灯劇場の代表作を、舞台美術家野村善文とタッグを組み、6年ぶりに藤井颯太郎本人の演出によって上演します。日時2019年8月9日(金)から12日(月・祝)まで七ステージ会場京都市東山青少年活動センター(京都市東山区清水5丁目130番地の6)出演夢子 小野桃子非常口イソグ 藤井颯太郎駅長 本城祐哉ママ 橘カレン スタッフ演出助手/今井聖菜 美術/野村善文衣裳/杉山沙織 音響/岩谷紗希 照明/野村善文 写真/松本真依制作/城野佑弥 谷風作 石原口大樹 戸根亮太 鳩川七海制作協力/黒澤たける2019.08.16 11:58
藤井颯太郎 WS講師履歴ここでは藤井颯太郎のWSの経歴について書いて行きます。現在日本では二種類の意味でWS(ワークショップ)が使われることが多いです。1,参加して技術をもらって帰る体験講習としてのワークショップ2,商品化を目的とせず実験的に作品をつくってみるワークショップ藤井颯太郎のWSではその2つともを大切にしています。過去出演してきた現場での技術などを共有しながら、一つのテーマについて参加者との話し合いを通じ、自分が経験したことの無い新しい試みに挑戦します。2019.04.07 15:34
幻灯劇場五周年記念第一弾「盲年」Story舞台は大阪・八尾。ある誘拐事件に、それぞれ関わりを持ってしまった四人の男女。互いの距離が近づくにつれ「記録」と「記憶」がすれ違い、不可解な事件のすべてが、盲目の少年に繋がっていく。第四回せんだい短編戯曲賞を史上最年少受賞した藤井颯太郎の新作戯曲を、Under30支援プログラムの第一弾として、京都府立文化芸術会館で上演。世阿弥の息子・観世元雅の傑作能「弱法師」を下敷きに、現代の「盲目」を描ききる。2019.02.26 06:38
KAVCアートジャック2018「56db」Story水没した街。辛うじて水上に取り残された電線を渡り、生きる三人のマグレ(生存者)達。三人の少年は、少女の死体を担いで静の海を目指す。KAVC アートジャック参加作品出演本城祐哉 / ゲンチョウ村上亮太朗 / クソマグレ 藤井颯太郎 / ヘルニア鳩川七海 / 幸今井聖菜 / KAGUYA映像 / 月原康智音響 / 岩谷紗希2018.09.20 15:00
喜劇「ラッツィ・バッツィの耳を1000回殴る」Story天才音楽家モーツァルトの妻・コンスタンツェは、夫の死後、二人の子供を抱え貧困にあえていでいた。コンスタンツェのもとに夫の仕事の依頼先から、「曲が未完の場合、前金を返還し違約金を支払うこと」と催促が届く。困り果てたコンスタンツェは、モーツァルトに「ラッツィバッツィ (変態おかま野郎)」と呼ばれていた弟子とともに、天才の遺作「レクイエム」を完成させて一稼ぎを狙う。2018.07.07 15:00
ロックミュージカル「DADA」2018作/演出:藤井颯太郎振付:本城祐哉 音楽:匠 衣裳:杉山沙織物語京都駅地下鉄清水線十二番出口のFロッカー。そこに不法居住する幽霊の弟と引きこもりの兄。兄弟はそのロッカーを「母」と呼んでいる。二人は、20年前コインロッカーに捨てられていた赤ん坊だった。或る夜、駅に見知らぬ女がやって来る。「二十年前、そのロッカーに瞼の息子を捨てた。」2018.03.17 15:00
幻灯劇場復活公演「ファントムペインに血は流れるか」第37回Kyoto演劇フェスティバル 参加公演日時:2016年2月14日会場:京都府立文化芸術会館日時:2016年3月3日〜4日 会場:下京青少年活動センター 多目的ホールフライヤーデザイン・撮影 藤井颯太郎2018.03.01 20:01
京都学生演劇祭2016参加作品「虎と娘」物語『真夜中の地下鉄は草原になる。』上半身を失い、真夜中の地下鉄に住むトラの下半身・虎尾は、動物園から逃げ出してきた虎と人間の娘・アノネに出会い自分の半身を捜すたびに出る。1人と0.5匹旅、四千帰路の旅。上演記録2016年6月人間座スタジオで初演。2016年8月京都学生演劇祭に参加。大賞を受賞する。出演(初演)アノネ 鳩川七海ヒトトラ 藤井颯太郎虎尾 谷 風作(再演)アノネ 今井聖菜ヒトトラ 小輝虎尾 谷風作ヒトトラ/虎尾 藤井颯太郎日時:2016年 9月1日~5日 会場:京都大学 吉田寮食堂2018.03.01 19:56
幻灯劇場「56db」二カ国三都市ツアー 韓国・大邱物語あの人の死から一週間。都市を遠く離れた病院の一部屋には、三つのベットが並んでいる。それぞれの上に箱が置かれている。死後一週間放置されたままの遺品だ。その遺品を受けとりに来た息子と恋人と孫。家族が死んだベッドで一夜を明かすことになった遺族達。隣の部屋で死を迎えようとしている心電図のアラームを聞きながら、あの人の最期の瞬間に思いを馳せる。遺服を着ることで、もうあえぬあの人の身体の中へ入り、生きる瞬間を静寂(56db)の中で描く。『文化庁文化交流事業 東アジア文化都市2017大韓民国演劇祭in大邱 招致公演 日時:2017年6月15日,16日会場:鳳山文化芸術会館ラオンホール2018.03.01 19:27