幻灯劇場第一回公演「ミルユメコリオ」
物語
平均年齢79.4歳の、少子高齢化来るとこまで来てしまった息苦しい酸欠の町・オワリ。町にただ一人残る10代の少女夢子は、母親の夢を背負わされ自分の夢を見ることができない。新進気鋭の映画監督非常口イソグの映画「忘郷少女」の出演をきっかけに、故郷と少女が向き合う。
2014年フレミラ宝塚で初演。半年後、公表できない某所で三人の俳優により再演。宣伝も一切しなかったが、満員での上演となった。2015年、京都学生演劇祭で上演。ダントツ一位を走るも、制限時間について知らなかったため、大幅なタイムペナルティで4位まで落ちた。
2016年、全国の劇場プロデューサーが選ぶ異色な文学賞『せんだい短編戯曲賞』。この作品で第四回せんだい短編戯曲賞大賞を当時二十歳だった藤井颯太郎が史上最年少で受賞。
『前年までの流れを脱却して、初ノミネートから大賞をかっさらうという鮮やかな受賞になりました。 若い二人の大賞の受賞は、同世代の若い作家たちに希望をもたらしたと同時に上の世代の作家達の野心に火をつける』相内唯史(大阪・インディペンデントシアタープロデューサー)
『荒削りだ。』
山本清文 (愛媛・あかがねミュージアム)
『これを読んだ時、「今年は選考に時間がかかるな」と思った。』
木元氏(東京・青年団制作、こまばアゴラ劇場プロデューサー)
「 ハッとした。すごく面白いと思ったが、実際はどうなのか、皆さんの話を聞いてみたい。」
平松氏(名古屋・うりんこ劇場プロデューサー)
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