幻灯劇場第九回公演「盲年」

幻灯劇場第九回公演

「盲年」

京都-東京 二都市ツアー



物語

地下鉄のホームで電車を待っていた裁判官・徳丸 透 (トクマルトオル) は、15年前に捨てた息子・春 (シュン) が向かいのホームに立っているのをみつける。春の眼が見えないことに気が付いた透は、赤の他人を装い近づき、「一緒に住まないか」と誘う。一度破綻した親子の、二人暮らしが再びはじまる────。


「異常な格差社会の現代を滑稽なほどに残酷に描き、痛いほどのリズムで場面が交錯するのも面白い。時代と時間、シュールとリアルが重なり、ある時は顕微鏡で見るように、ある時はかなり遠くから俯瞰しているような作品である」(女優・劇作家 渡辺えり)

「奇妙な味わいの作品。会話のテンポも現代的で軽く、乾いたギャグの応酬があったりして全体的に面白可笑しく読ませる。かと思うと(中略)奔放なイメージの台詞が随所に出てきて、その言語感覚にも非凡なセンスを感じる」(脚本家・演出家 マキノノゾミ)

「能の『弱法師』を下敷きに、陰影・美醜の境のグラデーションに棲む魂を独特の筆致で描いており、惹きつけられる」(劇作家 篠原久美子)


京都公演

日時:2021年 8月27日(金)〜29日(日)

27日(金) 19:00

28日(土) 13:00 / 17:00

29日(日) 15:00

会場:京都芸術センター 講堂

TEL:075-213-1000 WEB: https://www.kac.or.jp

東京公演

日時:2021年 9月30日(木)~10月4日(月)

30日(木) 19:00

1日(金)  19:00

2日(土)  15:00

3日(日)  15:00

4日(月)  15:00

会場:こまばアゴラ劇場

TEL:03-3467-2743 WEB: http://www.komaba-agora.com


出演

村上亮太朗 橘カレン 松本真依 鳩川七海 本城祐哉 谷風作 藤井颯太郎


「盲年」2019年初演時の様子

【京都公演】

主催:幻灯劇場・京都芸術センター 

京都芸術センター Co-program カテゴリーA「共同制作」採択企画

芸術文化振興基金(舞台芸術・美術等の創造普及活動)

【東京公演】

主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 協力:京都芸術センター

芸術総監督:平田オリザ 技術協力:黒澤多生(アゴラ企画)制作協力:蜂巣もも(アゴラ企画)

企画制作:幻灯劇場/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

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